漢方も大きく分けると、中医学をベースにした「中国漢方」と、日本独自に発展した「日本漢方」に分かれます。
厳密には「漢方」というと、「日本漢方」を表す事が多いのですが、当店では中国漢方の知識(中医学)をベースにご提案さしあげております。本来正式名称で呼ぶところですが、実際のところ皆様に誤解を生むものが多いため、便宜を図り、ホームページや口頭では中国漢方も漢方薬という名で略称させていただきます。何卒ご理解の程宜しくお願い致します。
【漢方薬以外の民間療法について】
<生薬・民間薬>
漢方薬を構成するものが生薬です。扱いだけでも500種を超えていますが、医薬品となるもの(生薬)とそうでないもの(食品)があります。
ただし生薬の一部は医療用原料としての扱いのみで、単味で市販できないものが多くございます。その生薬量の多さから全ての生薬の解説は不可能ですが、一般的に民間利用されているものや、実際の応用例などで、ご質問等ございましたら、随時対応致しますので、ご一報下さい。説明をリンクさせて加えていきます。
※生薬(医薬品)は第3類医薬品のみ場合は通信販売が不可能です。
(第二類に該当する医薬品は通販不可)
<西洋ハーブ>
西洋での植物代替療法の多くにハーブの研究が多くされています。漢方に使われるような原料のように、香りなども個性があり、ハーブティーとして気軽に美味しく飲めるものもありますが、その独自にもつ個性柄、慎重に自分に合ったものを探して行く必要が必要です。
こちらも種類が多く解説が仕上がっておりませんが、順次解説を加えて行きたいと思います。
味においても、相性を上手く使い分ければ、非常に美味しく仕上げる事ができます。当店では200種以上の海外認定や良質な野生で育つハーブをメインに揃えております。20g(または50g)と100g単位での販売が基本となっております。
<アロマテラピー>
芳香植物であるハーブから抽出した液体成分であるエッセンシャルオイル(精油)や、その副生物の芳香蒸留水などを用いたナチュラルセラピーです。フランスでは医療として保険適用もされ、良質な精油や化学的考察を加えたものも多く作られるようになりました。日本ではまだまだ本格的なものは高価なものとなっていますが、普及すればもう少し価格も変わってくるでしょう。当店では気軽に使える安価なグレードと、欧米でメディカルな使用に使われる精油の2種を揃えて、生活に取り入れる例をご紹介します。
<代替医療>
上記以外にもアーユルヴェーダ、ホメオパシー、フラワーレメディ、マクロビオティック、ボディーワークや外的エネルギーの利用などホリスティックな代替療法の例を取り上げて、その有用性などについて考えていきます。かなりそれぞれが深い内容ですので、現在当店においては概要のみの紹介を順次致します。(現在作成中です。)
気をつけないといけないのは、全てにおいて言えるのですが、ひとつの療法に固執して、その世界に留まらない事です。全てにおいて専門性と独特の考えがありますが、それらの良い点・悪い点を理解して、双方どの様に生かすかを考えながら、上手く自分のライフスタイルにうまく組み込んで行く事が大切です。頭の中の世界(理想)と、自分を取り巻く現実世界の双方を理解しながら、実践しないと反作用ばかりが目立ち、それら療法の良いところを見失う事にもなり兼ねません。
重要なのは、まず自分自身(周囲生活環境も含む)を知る事です。個性といっても、自分の強い独特の個性だけでなく、弱いところも理解しておく事が必要です。精神要素における症状が、からだに与える影響が大きい場合は、自然とメンタルなアプローチは大切になります。また何か「足りていない」ので「不足分を補う」のか・・、「満ちている」ので溢れたものを「削除する」のか・・などにおいても、アプローチが変わるので、それによって各療法の得意分野を利用する事が賢明な選択になるでしょう。自然の力を借りて体を正常化しようとするものを総称して、ここでは「自然薬」としてまとめあげていますが、当店で扱っているその一部をご紹介致します。