○ 取り扱い基準 ○  

  • 無駄な環境負荷が無いこと
  • 実用性より環境倫理を重視します
  • オーガニック/バイオダイナミックの推奨
  • 無駄な動物実験は避けたい
  • 産地/伝統/伝承より有用性を優先
  • Small Is Beautiful
  • フェアトレードも厳選して採用
  • 環境負荷
    もはやエコ雑貨を扱うところでは自然環境への取り組みはスタンダードな考え方ですが、いくらその商品が画期的で、使用においてエコロジカルな事を謳っていても、それを生産または廃棄するために過剰な環境負荷を伴うのであれば全く意味がありません。化石燃料代替品に鉛バッテリーを過剰搭載させる様な表面的なエコロジービジネスには参加したくありません。包装やパッケージなどにまで及ぶ生産上の配慮は、もはや必須です。野生種の乱獲や希少種の無為な伐採を伴うものも希少な動植物の生態リズムを崩す場合は同じ事が言えます。その商品の存在価値だけでなく、生成過程や原材料・作り出すに当たっての社会や自然への影響も見て採用したいと考えています。
    環境倫理
     北欧の子供に「環境問題は?」と質問してみてください。日本とはかけ離れた回答が返ってくるでしょう。大人・教育者の倫理観の違いが、それを次ぐ子供に知らずと大きな影響を残しているのです。当店はエコロジーに関しては、非常に大きなコンセプトを設けて薬局を立ち上げています。ただ安易にエコ商品を流通させるのは簡単なビジネスです。多くの経営者はエコと付く物を沢山普及させる事がよい事だと品揃えを考えています。最初はそういうものかもしれません。ただ環境倫理に無知なまま、販売するのであれば、単なるエコを謳うビジネスで、どの業種も考えている事です。エコロジーを本気で考えるには最低限の知識が必要です。そうでないと誤ったエコと名の付く消耗品が蔓延と流れて一向にその質を変える事が出来ません。医薬品において最低限の医学・薬学・生理学の知識が必要な様に、自然物を販売対象にする方には環境倫理観が、漢方においては黄帝内経など古典や陰陽五行説・中医学・生薬学は最低限身につけておきたい知識であり、消費者もそれを期待しているものです。倫理観を持たず自然物を販売する方の多くが無計画な自然伐採・乱獲を行ってきた経緯が多くあるのです。漁業などでも同じ過ちがありました。気軽に消費を促すだけでは、流通業でエコグッズ商品を並べている様なものです。「環境にやさしい」という低質なメッセ−ジも流してしまい、一向に本当の意味での子供への環境認識も変わりません。「環境にやさしい」とは人間中心的な考えで、エコロジーの本丸である自然への敬意や協調性はなく、人間が自然を管理できると考える意味となります。こういったシャロウエコロジーは経営経済などで常識化したものを持ち込むので、常に数字(売上)が上向き曲線を描いていないと、成長もしくは「よし」としない考えを基にしているため、営利中心主義がエコロジーを扱うとこういった表現になってしまうのです。環境倫理観については詳細ページを設けましたので別ページ御参照下さい。
      環境倫理観を持つ事は決して束縛したり、ストイックな生き方を勧めるものではなく、自然への理解を表しているだけの観念なのです。つまりエコロジーを生活の延長で考えていただければよいだけです。長くこういった商品を使い続ける方には必須な知識で、それらに広い心を持って接している方には自然と身についている事なのです。つまり環境倫理はピンと来る方と来ない方に大きく分かれる事でしょう。これがアカデミックな内容であると感じるのであれば、あなたにとって当店はあまり魅力ないもので、エコロジーという言葉が目に見える範囲でメリットがなくなれば、通常の消費生活をされている事でしょう。

    ディープエコロジーについて考える

    その他について